回転数全域におけるトルクアップ  (走行全域をカバーする目的に対し十二分なスペックです)
始動性の向上 (新車に近いお車は元々始動性に難はございませんので、低年式車ほど顕著です)
走行時に於ける電装品使用時のパワーダウンの緩和・解消
カーオーディオの音質向上 (他電装品同様オーディオにも電気の高速安定供給を致します)
ハロゲン式ライトの照度向上 (応答の鈍いバッテリーとは異なり随時高速供給する結果です)
ディスチャージヘッドライト(HID)/LEDストップマウントランプ等の動作・光量安定
燃費の向上 (燃費向上を謳う他自作品と比較しましても秀逸なスペックです)
後付HIDキット装着車両に於けるバッテリーへの過負荷による動作不安定の解消
大排気量で走行時軽快さが足りない車両は、車重が軽くなった様なご体感を頂けるかと存じます。

・・・など、際限なく記載してしまいそうですが、「装着車両全体の電気的パフォーマンスが向上する」という書き方が的を得ているかと存じます。

「そんなに沢山の効果が、ひとつの装置で都合良く実現する訳がない」そうお考えになられるのも当然の事と思いますが、自動車は電気とガソリンの2大要素によって走っていると言って過言ではありません。その電気部分を強力にバックアップする事によって、お車全体のパフォーマンスが向上する、これもまた至極当然な事なのです。
上記の体感及び効果につきましては、当方の果てしなくボロい、しかし決して憎めない愛車(徹底的にアーシング済み)でも感じる事が出来た事でございます。何より多くのSpeedexオーナー様より頂戴致しました暖かいインプレッションの数々をご覧頂けましたら、ここに記載させて頂いております事が必ずしも大袈裟な文句でもないという事をご理解頂けるものと確信しております。時折、高価な自社製品を売りたいが為に「コンデンサ装置は全て気のせい」「全てECUのリセットによるオカルト効果」と書いているものも見受けますが、車好きは気のせいやECUのリセットによる効果でしたらご判断出来ますし、Speedexオーナー様全員がその「気のせい」によってここまで詳細なインプレッションをお寄せ下さったのかどうかをご判断頂けましたら、これらの記述も結局「他を否定する事による営業トーク」でしかない事をご理解頂けるかと存じます。

※モニター車両はマツダロードスターからメルセデスベンツ300E等、計14台にプロトタイプを装着後、調整&スペックアップをして1st model「ver.1.0」の発表をさせて頂きました。その後、オーナー様からのご要望とSpeedexからのご提案を反映したバージョンアップを繰り返し現在に至っております。

※また、肝心の効果につきましては「即体感できた」という方がいらっしゃるかと思えば、「ある程度走行を重ねてゆく内に効果が出てきた」という方もおられます。コンピュータ(ECU)がSpeedexご装着後の車両状態を学習、その安定までの進捗状況に依存する事が理由として考えられます。同じく効果の性格も、「装着直後は比較的攻撃的な動きを見せたが、ECUの安定に伴い円熟味を増す、どっしりとした安定感を伴う様になった」というご感想をお寄せ頂く事もございます。

 



 

 

性能の根幹を成す部品に関しては色々な理屈をつけて安価な物で済ませ、構造的にも壊れたりしたらもうどうしようもない物が多いのが現状です。機械ですので当然故障や不具合がないとは言い切れませんが、大切なのはそうした不具合の発生時にオーナー様に絶対的な安心を感じて頂けるサポートのご提供が出来るかという事です。稀に自動車用のブレード型ヒューズを基板に直接はんだ付けしている固体を見かけますが、ヒューズが切れた際どうすれば良いのでしょうか。ハンダを外してまた再ハンダをせよという事でしょうか?当方はその様な、製作側にもユーザ側にも無理の掛かる構造は基本的におかしいと考えております。果てには「効率を高める為にヒューズは付けていません。ヒューズは抵抗になるので無駄です」という物までありますが、ヒューズが装備されていない電子機器など通常ありえません。どうしてありえないのでしょう?ヒューズがない機器など、プロの見地では「もしもの時安全を全く考えていない欠陥品」という烙印を押されるからです。必要な部品を抜く訳ですから、確かにサイズもコンパクトで安価になるのですが・・。また、コンデンサを黒い熱収縮チューブで包んだだけの物、電子部品店のスタッフに言わせれば「あれだけはどう考えても使いたくない」そうです。そもそも熱収縮チューブを収縮させる為に、製作時に熱に弱いと言われるコンデンサを直接熱で炙るという無茶な作業。「自分が使うものではないから関係ない」という考えでなければ、到底販売出来る代物ではありません。

※皆様のしっかりしたご判断により、最近は「ヒューズレス」や「コンデンサを包んだだけの物」はほぼ淘汰された様です。



防水性に関しましても、価格が安いだけで、その部分には一切言及していない物があります。「Speedex D1」は度重なる防水試験の結果、デザイン性を損なう事なく、防水機構による防水性能を確保する事に成功致しました。雨の掛かりにくいエンジンルーム、仮にそうであってもどんな状況になるかは予想出来ません。「水が入る様な状況はあまりないから」ではなく、仮にパッケージがどうなろうと、「本体内に浸水せず、装置機能にも全く影響しない」という絶対的な安心感。これはSpeedex開発当初より追求していた要素でした。

そしてSpeedex全ラインに一貫した、個性を強調するカーボンデザインパッケージ。これもありがちな、ラベルシールをインクジェットプリンタで印刷しただけの物ではありません。そんな処理では雨など水分に触れた時点ですぐ滲み、無残な姿になってしまうでしょう。この点も試行錯誤の末、EVAフィルムによる両面圧着処理を複数回施工する事で、防水機能を持つに至りました。勿論このパッケージが本体内部に対する防水性を左右する物ではなく、完全に独立した機能です。否応なしに走行に対する本能を刺激するデザイン、これもSpeedexオーナー様にご満足頂く為の重要な要素の一つであると考えております。最近ではSpeedexを見て「カーボン柄にすれば売れるのか」と考えた様な安っぽい商品も見受けられる様になりましたが、当方からしますと「カーボン柄を使えば何でも良いという訳じゃないのに」と残念な気持ちになります。個性の強い柄ゆえ、使い方を間違えると一瞬で安っぽく、品のないデザインに成り下がります。機会があれば、そうした「カーボン柄をとりあえず使っただけの物」と「使うからにはその個性と魅力を最大限引き出す事を考えたSpeedex」を比較頂ければと思います。「手を抜かないとはこういう事」とご理解頂けるものと確信しております。

当方は向学の為、他の自作品や市販品を定期的にチェックしておりますが、「数量限定!」「パワーアップしました!」等の単語には少なからず惹かれるものがございます。「一体何が限定なのかな?どこがどうパワーアップしたのかな?」と調べてみると、「本体の上に貼ってあるシールの色が変わっただけ」「ケーブル皮膜のビニールの色が変わっただけ」という場合がかなり多く見受けられました。確かに限定かも知れないですが・・それに、そんな記載が許されるならば、個人が作るものですから、「数が無限ではない」という意味に於いては「全部限定」です。更にどさくさに紛れて価格まで便乗値上げしていたりするのにはどう考えても納得がゆきません。



今はインターネットが普及しておりますので、何か知りたいと思えば誰でもすぐ検索エンジンで情報を探す事が出来ます。メーカーにより一方的に提供される情報だけではなく、我々一般ユーザーには「その商品を使った人の感想」、いわゆる口コミも重要な情報源と言えるでしょう。燃費改善の情報なども、掲示板や投票など、探せば色々存在します。そこには「使ったらすごかった!」「燃費が大幅に改善!これは買いです!」的な書き込みも多くあるでしょう。

ですがちょっと待って下さい。これら全てが本当に商品を使ったユーザーによる書き込みと判断して良いものでしょうか?こうした商品に限らず、美容・ダイエット商品等の掲示板等では、社員や関係者による自作自演が横行しているという現実があります。そういう意味では、私達が調べたその情報が本物かどうか、ここにも注視する必要があるのかも知れません。良く言われる事ですが、インターネットの普及により、多くの情報の中から簡単に検索出来る様になりましたが、反面「本当に役立つ、高精度な情報」はその中のごく一部しかないのです。

情報の信頼性のご判断は難しいところですが、例えば投票のような情報の場合、全体の書き込みが過去数年で30件しかないのに、最近1日のしかも数分間の間に5件も別人による書き込みがあったとしたら、それはまず関係者により意図的に作られた情報と見て間違いないでしょう。何故ならその様に「不自然」な状態になる確率は数万分の1でしょうから・・。模造されたかも知れない可能性のある情報を鵜呑みにしない事、それは情報の溢れる現代にあって、当然必要な自己防衛策と言えるのかも知れません。



またよく見掛ける、「気に入らなければ返品&返金OK!」という謳い文句ですが、返品が可能という事は、「返品される可能性がある事を、ある程度製作者側が容認している」という考え方が出来ないでしょうか。ましてや律儀な日本人です。不満があっても、「返品したい」とは言い出しにくい・・という心理も当然働くと思います。本来ならば、そんな単語自体出てくる事が既におかしいのです。望んでいたレベルのものがそのままの形でそこにあるならば。Speedexは全ライン十分検証した状態で発表させて頂いておりますが、妥協のないオーナーの皆様より「ここをもう少しこうして欲しい!」というご要望を賜る事がございます。それらを全て真剣に勘案し、少しずつでもSpeedexに生かしていく。「不満に思う人は使わないでいいよ」では何の進歩もないのです。「不満に感じる方がいらっしゃるならば、何故不満なのか、それらを一つずつ解消してゆく事で、万人に不満の少ない、より完成度の高い作品へと昇華させていく」事が可能となるのではないでしょうか。当方個人では、いくら頑張っても視野は狭く、限界もございます。ですから、オーナーの皆様と一緒にご満足のゆく物を作り上げてゆきたいのです。「発送したらそれで終わり」では決してなく、当方もそんな希薄な関係は望んでおりません。

市場では、実力のない製品は当然「淘汰」され消えてゆきます。今迄漫然と作っても掃けていた物が、今徐々に掃けなくなってきています。私達一般ユーザーが物事の本質を見抜き始めたという事でしょう。そういう「淘汰候補」は、本体だけ適当に作っていても良かったところが、今になって状況が悪化、アーシングケーブル等と抱き合わせで売らざるを得ない状況になってきています。本体そのものに魅力がなくなった以上、他の付加価値によってしか生き残る術がないからです。こうした事例の価格推移を分析してみましても、本体だけで販売されていた頃の価格と、現在の抱き合わせ価格で、実は大差がないのです。これでは以前に本体だけで買った人達が惨めです。「運営努力によってその価格を下げる事が出来た」のではなく、「元々その程度の価値しかなかった物」だったのです。同じ「自作」にしましても、現在は真剣に作られた確かな物だけが生き残りを許される時代です。「久しぶりに見てみたら、装置そのものが淘汰されてなくなっていた」そんな惨めな思いをSpeedexのオーナーの皆様には絶対して頂きたくない、「SpeedexはHPを見る度に常に新しい変化と提案がある」「色々な物が溢れている中で、Speedexを選んで本当に良かった」そう思って頂ける事が、当方の目的であり願いです。これからも常に進化とご提案を模索して参ります。



皆様お忙しいところ、長々この様な駄文をご覧頂きましてありがとうございます。心より感謝と御礼を申し上げます。最後に皆様が重視される要素の一つである「価格」について少々ご説明をさせて頂きます。よく「原価ギリギリでやってます!」などと平気で書いてある物を見受けますが、本当かな?と正直疑わざるを得ません。この「Speedex D1」と徹底的にご比較下さい。同じ様な価格帯でこれ以上と言える物があるでしょうか?似た様な価格で明らかに低レベルな物は沢山あるかと存じます。他の自作品は当方の価値観の下では「まだまだ高価」です。また、「Speedex D1」より安価な個体につきましても、その作り込みを見ますと、やはり「モノの割には高い」と思ってしまいます。この徹底した内容とスペックでSpeedexは現実に製作活動をさせて頂いている訳です。製品以外に、他者と当方の決定的な違いがあるとすれば、それは「Speedexには暖かいご支持を頂けるオーナーの皆様の存在がある」という有難い事実だけでございます。これが「会社」対「個人」、「個人」対「個人」の違いであると言えばそれまでなのかも知れませんが、無料で配布している物ではなく、オーナー様の貴重なお金の対価として製作させて頂いている訳ですから、最低でも価格以上のご満足をご提供させて頂きたいと常に考えております。

製作の根本が「自分ならばこれを使いたい!」というコンセプト。「より効率的な方法があるのに、原価が上昇するので採用しない」ではなく、「良い方法があるのならコストが上昇しても採用する、またそうした妥協のない製品をSpeedexのオーナー様は望んでおられる」という一貫した理念。当然採用部品も自分の納得のゆく物を選択しております。加えて二次的な組み立て作業及び仕上げに関わる時間も相当掛けておりますので、その点は「注文したのにすぐ来ないじゃないか!」ではなく、どうか「妥協が出来ない我侭な製作者の一作品」としてご容赦頂ければと存じます。

今後も当方の思いつく限り、オーナーの皆様よりお寄せ頂く暖かいご指摘やご要望を取り入れながら随時バージョンアップしていく所存でございます。また、価格につきましても、部材仕入れは発注数を業者並みにする事で単価を下げ、常に「適正な価格」にて皆様にご提供させて頂けます様努めております。

「日本のどこかで今、車好きの誰かがSpeedexをご装着下さり、喜びや驚きを感じてくれているかも知れない―」それが何より当方の喜びとするところです。