モデル名 Speedex multiple sockets X3/X4 (フルカスタム高効率カープラグ分岐ソケット)
(RoHS指令準拠)
主要スペック 想定最大許容入力値:合計20A
想定寿命:設定なし
ヒューズ:カープラグ先端に内蔵/交換可能(交換用ヒューズ1本付属)
LED:抵抗内蔵型ブラケット式/高輝度レッド(オプションにてグリーン/オレンジに変更可能)
ケーブル品質:PCOCC+Hi-OFC導体(OFC上位素材)/12sq/シースにTITAN配合
/1m1,500円の高品質タイプ
FCMフィルタ:主ケーブル径に合わせ、専用カラー/マットブラック大口径タイプを採用
カープラグ端子:一般カープラグの2倍の接続面積4芯アースタイププラグ
ケース貼付ロゴ:オフィシャルステッカーと同じ業務用素材(タイプ別専用ロゴ)
本体ケース:ABSマテリアル/(カラー:ブラック)
カスタムフィットサービスにより全項目カスタム可能
RoHS指令準拠 RoHS指令準拠対応済
※Restriction on Hazardous Substances(特定物質使用禁止指令)
ヨーロッパEU圏内にて2006/7月より施行の電子機器生産〜廃棄に於ける流れの中で、健康や環境負荷を最小限に抑える事を目的とした指令。日本での規制はありませんが、製作させて頂く立場の当然の義務としてSpeedex全ラインにリードフリーソルダを採用しております。
装着可能車種 12V仕様の四輪車全て(国産・輸入車問わず)
装着による効果 一般分岐ソケットと比較した場合、導電ロスの極端な低減と、それに伴う効率化
Speedex他カープラグソケット接続機器の性能を最大限に発揮
カープラグ接続タイプSpeedex D1/Elite audioの同時装着にも完全に対応可能な大容量
同梱品 本体裏に業務用発泡ブチルゴム系両面テープ貼付
装着時端子部接点塗布用導電グリス「Penetrox」適量
外形寸法等 X3:本体(幅  90mm×奥行30mm×高さ40mm)ケーブル(約54cm※先端プラグ部含む
X4:本体(幅118mm×奥行30mm×高さ40mm)ケーブル(約54cm※先端プラグ部含む
価格 X3(3分岐ソケット):3,800円
X4(4分岐ソケット):4,000円
(限定モニター価格/LEDカラーご変更(グリーンorオレンジ)の場合は+200円)
予定台数出荷次第、標準価格とさせて頂きます。
注文/予約方法 メールまたはオンラインショップでのご注文のみ
その他注意 モニター価格でのご購入の場合も、正規の1年間の「プロテクト保証」が付与されます。
納期 即納〜カスタムフィットサービスご利用の場合は、中1日頂戴致します。
ご質問・お問い合わせ info@speedex.jp までメールでお願い致します。

 

市場にない先鋭テクノロジを積極的に採用、適正な価格にて広く頒布する事を目的として開設された「SPD Tech-Laboratory」からようやく3rdモデルを発表する運びとなりました。今回は電力を補うという形でのデバイスではなく、原点に戻り「ロスがある事で発生している電気的損失を極限まで減らす」「損失を減らす事で、本来の接続機器の性能を活かし切る」事に主眼を置いた、初めてのカープラグ分岐ソケットのご提供となります。ケーブルにつきましても、細く長いケーブルを束ねて設置、「いかにも後付け」という状態とは決別頂きます。オーナー様のご愛車にだけ合わせたフルカスタムをご堪能下さいませ。

まずは広く皆様にお試し頂きたく、モニター価格にて頒布させて頂いております。予定台数出荷次第、標準価格とさせて頂きます事をご了承下さいませ。

通常カープラグのソケットは運転席に一つ、多くてもリアやトランクに各1箇所ずつというのが現状でございます。そこにカープラグ接続が可能な車載電装品が多く接続されますが、空きソケットに対し接続機器が多く、結果分岐ソケットを利用する事となりますが、現在流通している分岐ソケットの全てが「複数の電装品の全てにとりあえず電気を通せば良い」という目的で製作されています。要は「通電すればOK」であり、その結果使用する部品や内部配線は最低レベルのコストで生産されています。個々のソケットにスイッチを付けたり、スイッチ部だけ別ユニット化等、複数の電装品をダイレクトに車体側ソケットに接続した時と同じ導電状態を求めるべきところ、現実はその分岐ソケットが大きな電気的抵抗となり、「通電してはいるものの、損失が大きすぎて電装品本来の性能を出し切っているとはとても言えない」状況なのです。一般に販売されているソケットをご覧下さい。細すぎる上に汎用性を持たせる為長過ぎるケーブル、安けないプラグ部、LEDは剥き出し―。当方もいくつか購入し確認致しましたが、ケーブルは長過ぎてかさばり、プラグ部は爪が緩く振動で自然にソケットから外れ、LEDに至っては剥き出しの上安い抵抗を接続してあるだけなので、少しでも大きな電流が流れると抵抗が破損、通電確認に必要なLEDが点灯しなくなるトラブルが発生、結局買い替えを余儀なくされました。中にはヒューズが内蔵されていない物まであり、この場合ヒューズ切れ=廃棄しか方法がありません。

Speedex D1やSpeedex Elite audioのオーナー様からも、「分岐ソケットを買おうと思って探しているが、容量的にも安心して接続できる物がない」「市販の分岐ソケットでは作りも粗く、Speedexの効果を出し切れているのか勿体無い気がする」「抵抗を減らす事に徹底的にこだわった分岐ソケットを作ってもらえないか」というご意見やご要望を多く頂戴致しました。周囲を調べてみましたが、その様な分岐ソケットは皆無でした。すぐ壊れて買い替え前提の分岐ソケットなど不要です。ケーブルやLED、先端のプラグにまで徹底的に拘り尽くしたタフで高効率な分岐ソケットがあっても良い筈―。「最高の物が一つあれば、買い替えなど本来は不要である」というSpeedexの命題はここにも存在意義を見出しました。

ここまで部品を贅沢に拘り尽くした分岐ソケットは前例がございませんし、今後も需要や採算ベースが合わず市販される事もないでしょう。ですがSpeedexは「車好きなオーナー様に少しでも望まれる物があれば製作させて頂く」「販売数や利益効率は二の次である」という言葉を上辺でなく行動で示したいと考え、これがその一つの答えでございます。分岐ソケットは安価な物で\1,000〜高価なモデルでも\3,000程度が主流の中、このソケットは一見高価に思われるかも知れません。ですが他Speedexライン同様、採用しているケーブルやLEDユニット、先端のプラグ部など、「たかが分岐ソケット」にあり得ない程の部材を贅沢に採用させて頂いている事を勘案頂けましたら、単純に原価を足してゆくだけでも価格は本来あるべく適正価格であるという事がお判り頂けるかと存じます。「どこにも売ってはいないが、自分は最高の物を持っている―」大変贅沢な響きですが、Speedexの全オーナー様にはこの気持ちを感じて頂けます事を常に意識して製作させて頂いております。手際の悪い当方一人で製作作業をさせて頂いておりまして、現在「Speedex D1/L1 Hybrid/Elite audio」の製作で手一杯に近い状態である事から、しばらくオークション経由ではなく、ご予約による直接受注という形をとらさせて頂きます事をどうかご容赦下さいませ。尚、納期につきましても、一時的に生産能力を越えるご注文を頂く場合がございますので、その際はご案内させて頂きました予定納期より数日遅れてしまう場合もございます。ご質問やお問い合わせはメールにて何なりとお申しつけ下さいませ。


■装置特性上のご注意■

こちらの装置はご愛車に考えられうる最大の効果をご提供する為、一般的な車体側シガー電源ヒューズの上限に近いアンペア設定(20A)となっております。(Speedex D1+Speedex Elite audioカープラグ接続タイプとの併用は全く問題ございません)分岐ソケットのヒューズ値よりも車体側シガー電源ヒューズ値が小さい場合、規定以上の電流によりヒューズが切れた場合、車体側ヒューズが安全の為先に切れ、その結果当該ブレードヒューズの交換作業が必要となりますが、一般的なブレードヒューズはホームセンター等で安価にて販売されておりますのでご安心下さいませ。

分岐ソケットを利用される場合、多くの方が電装品を1個装着ではなく、複数個ご装着の事と思います。装着車両のシガー電源ヒューズを20Aと想定し、Speedex Elite audioとSpeedex D1を同時装着なさる場合、Elite audio単体で約9Aを使用致しますので、D1と合わせて約10Aと想定しまして、残りの電装品合計で10Aを超えない様にしていただければと存じます。一般的なシガー電源接続機器のアンペア数を下記に記載させて頂きますので、ご装着の際の目安にして頂ければ幸いでございます。
「携帯電話充電器:2〜3A//電気シェーバー:2A//液晶テレビモニター:3〜4A//電気掃除機:2〜5A//小型ライト:1A」※数値は全て目安でございます。