<カープラグ接続タイプ>
 



モデル名 Speedex D1ver.1.7+SEEC カープラグ接続タイプ(標準仕様)/RoHS指令準拠
主要スペック 合計供給容量:ホットイナズマMR比 2.76倍

470μF(低速対応)/25V / 105℃耐熱仕様
2,200μF(高負荷低・中速対応)/ 25V / 105℃耐熱仕様
4,700μF(高負荷中・高速対応)/ 25V / 105℃耐熱仕様
6,800μF(高速・過高負荷時対応)/ 25V / 105℃耐熱仕様

想定寿命:5年
ヒューズ:カープラグ先端に内蔵/交換可能(交換用ヒューズ1本付属)※
LED:高輝度レッド/抵抗内蔵型ブラケット式
(※高輝度グリーン/オレンジ/LED LESS省電力モデルも設定可能)
本体外寸:下記「外形寸法等」参照
ケース:UL難燃性グレード94HB(ABS)のマテリアル/(カラー:ブラック)
パッケージ:EVAフィルムによる両面高温5重圧着:防水/防汚/表面保護/退色防止
ケーブル品質:PCOCC+Hi-OFC導体(OFC上位素材)/12sq/シースにTITAN配合/1m1,500円の高品質仕様※
SEECケーブル品質:主ケーブル内に3系統目として振分/PCOCC+Hi-OFC導体(OFC上位素材)※
接続端子品質:全OFC(無酸素銅)+24金メッキ処理(JIS規格適合製品を使用)
防水処理済
FCMフィルタ:主ケーブルの大口径化に合致した大口径タイプを新採用※
カープラグ端子:一般カープラグ比2倍の接続面積4芯アースタイププラグ※
カスタムフィットサービスにより全項目カスタム可能
関連書類:「取扱/取付説明書」「トラブルシューティング」「リデュース/リサイクル」「リピートオーダー」計4種類

※「Speedex D1 ver.1.7+SEEC/バッテリー接続タイプ」との主な変更点
RoHS指令準拠 RoHS指令準拠対応済
※Restriction on Hazardous Substances(特定物質使用禁止指令)
ヨーロッパEU圏内にて2006/7月より施行の電子機器生産〜廃棄に於ける流れの中で、健康や環境負荷を最小限に抑える事を目的とした指令。日本での規制はありませんが、製作させて頂く立場の当然の義務としてSpeedex全ラインにリードフリーソルダを採用しております。
装着可能車種 12V仕様、シガーソケットのある車両全て(常時通電・分岐ソケット経由含む)
装着による効果 走行全域に渡るトルクアップ
アクセルレスポンスの向上
始動性の向上
ライト(ハロゲン・HID・ネオン・LED)の照度向上、動作安定
燃費の向上
オーディオ類の音質向上
バッテリーの活性化(新旧問わず)
同梱品 本体裏に業務用発泡ブチルゴム系両面テープ貼付
装着時端子部接点塗布用導電グリス「Penetrox」適量

※同梱品に関しましてはカスタムフィットサービスご利用の場合には適宜必要十二分な量を同梱させて頂きます。
外形寸法等 本体(65mm×100mm×35mm)ケーブル(約54cm※先端プラグ部含む)
価格 4,500円
(LEDカラーご変更の場合は4,700円/LED LESS省電力モデルの場合は4,400円)
注文/予約方法 メールオンラインショップYahoo!オークション経由のご注文のみ
その他注意 Speedex全正規ラインには1年間の「プロテクト保証」が付与されます。
本体寿命は目安であり部品の特性上、設置環境等により差異がございます。
納期 即納〜カスタムフィットサービスご利用の場合は、中1日程度頂戴致します。
ご質問・お問い合わせ info@speedex.jp までメールでお願い致します。

 


「Speedex D1」にカープラグ接続方式タイプを発表させて頂きました。「ケーブルを変えてカープラグにすれば良いだけなのにどうして今まで設定がなかったのか?」と思われる方もいらっしゃるかと存じますが、現仕様に確定する迄数ヶ月掛かりました。それは、

@ 「なぜカープラグ接続の設定が必要なのか?」
A 「バッテリー接続タイプと、カープラグ接続タイプの効果に違いはあるのか?」
B 「結局どちらを選べば良いのか?」


という、ごく基本的な疑問にしっかりお答え出来る物を製作する事が絶対必要であると考えた為です。現在オークションを含め、カープラグ接続方式で販売されている物については、この点を全く無視しています。

「バッテリー接続方式」は、バッテリー端子の着脱作業等に抵抗のない方でしたら問題なく導入頂けます。バッテリーは大抵エンジンへの距離も近く、当然効果のレスポンスも良好です。反面、作業に不慣れな方にとってバッテリーの着脱作業はかなり抵抗のあるものであり(感電しそうで怖い等)、加えてエンジンルームへの装着箇所によりましては、本体に十分な熱対策がなされているとは言え、気にされる方はかなり気になる所です。そこに脱装着が容易・室内装着により熱の心配も皆無な「カープラグ接続方式」の必要性が出て参ります。

「それならば全機種カープラグ接続にすれば良いのでは・・?」と思われるでしょう。しかし、カープラグ接続に不安点が全くない訳ではございません。まず、エンジン・バッテリーから距離が遠い。車両に於ける電力はバッテリーが担っており、装置が充放電を繰り返すやりとりも厳密にはバッテリーが関与しています。そこから離れた距離に装着するのに、現在流通している様な「車に接続できればいいだけのカープラグ」「電気を通せばいいだけの安価なビニールケーブル」こんな物で良い訳がありません。こうした中途半端な装置の説明を見ると、「本体寿命が長い」「接続が簡単」だけで、同仕様のバッテリー接続タイプと比較した場合の違いについての言及は一切ありません。競争相手の少ないカテゴリ故、「カープラグ接続出来る」というだけで中途半端な物でも売れるのです。同じ本体スペックでバッテリー接続であれば、既にに市場から淘汰され消えているレベルの低さです。長寿命が売り故に、ご愛車の目の見える場所に中途半端な物を何年間も置きたくありません。

カープラグ接続は、バッテリーやエンジンからは離れるものの、オーディオやECUには近づいたと言えます。カープラグに接続したからと言って、「バッテリー接続よりもオーディオの音質が極端に良くなった!」というレベルの違いはございませんが(距離がいくら離れたとは言え、所詮数メートルです。電気の流れる速度を考えれば無視して良い程度です)理論的にはそれらに対するレスポンスは良くなるという事になります。

カープラグに接続するという条件は不変ですから、そう考えると本体→プラグ間でいかに伝達ロスを減らすか、に掛かって参ります。そこで、Speedexでは幾度のフィッティングの結果、ロスを極限まで減らしつつ、取り回しも容易なPCOCC+Hi-OFC導体(1,500円/m)のケーブルを採用しました。これで終わりではありません。ケーブルからカープラグへの伝達も重要です。ここでは一般的なプラグの2倍の接続面積を持つ4芯アースタイププラグを採用。とにかくプラグまでのロスを減らす事に固執致しました。

Speedex独自の高効率テクノロジである「SEEC」「FCM-Filter」につきましても、「カープラグ方式だからこれは省略・・」という妥協は致しません。バッテリー接続方式の場合は、SEECケーブルはオーナー様に接続ポイントを決めて頂きましたが、カープラグ方式ではそういう事が出来ませんので、ケーブル内部は3系統に分岐、プラス/マイナス/SEECとして接続比率をバッテリー接続タイプと同比率と致しました。加えて「FCM-Filter」につきましても、3系統を1本の主ケーブルにまとめてある事も勘案し、バッテリー接続タイプよりも大口径のタイプを新採用致しました。


室内に設置する本体にも関わらず、ケーブルの長さが中途半端ではどうしようもありません。当然こちらのモデルでも「カスタムフィットサービス」によるケーブルの長さ/LEDカラーご変更を設定致しました。これにより、センターコンソール脇への貼り付け、コラム下、果てはシート下等への設置も可能となりました。現在流通しているモデルではケーブルが短すぎて設置の自由度は皆無であり、LEDも無駄に超高輝度の物を使っている物が多く、運転中常に視界に入って目障りであるとのオーナー様からのご意見を反映させて頂いております。

総括

こちらのモデルは、現在流通しているカープラグ接続方式の装置の中では最も高性能であると断言致します(比較する必要がないレベルです)。効果につきましては、カープラグ接続に関してこれ以上ないロス削減を行いましたので、バッテリー接続タイプの「Speedex D1」との差異は体感的には皆無なレベルを実現しておりますので、バッテリー接続の作業に抵抗がおありのオーナー様には自信を持ってお勧め出来るモデルとなっております。勿論着脱の容易さ等はカープラグ接続ならではのメリットと言えます。

 



オプション内容 価格
Speedex D1 ver.1.7+SEEC カープラグ接続タイプ (本体価格)

4500

ケーブルご延長  
ケーブル標準 (プラグ部を含む全長は約57cmでございます)

ケーブル延長 (10cm毎)

150

ケーブルご短縮
標準の長さよりも短く指定頂く事も可能です。価格に変更はございません。
LEDカラーご変更
LED標準(高輝度レッド)
LED変更(高輝度グリーン/オレンジ) 200
LEDなし省電力タイプ -100